学部学科

リハビリテーション学科 生活機能療法学専攻

occupational therapy

「こころ」「からだ」

「生きる」を支える

スペシャリスト

生活機能療法学専攻の特徴

  • 01

    作業療法としての基礎力

    作業療法士になるためには、1年次に学ぶ、「解剖学」「生理学」「運動学」などの基礎的知識の修得が大切です。基礎的な知識は、人の生活や行動、思考を科学的に見る力につながります。そして、4年間で、国家試験の合格を目指し、総合的な知識の修得を図ります。

  • 02

    クライエントに寄り添う想像力と人間力

    社会貢献の一環として取り組むボランティア活動に参加することを推奨しています。高齢者・障がい者の旅行支援、ダウン症児と家族の支援活動、発達障がい児への遊び指導などを通し、相手の気持ちを察する想像力、仕事の基本となる人間力を養います。

  • 03

    作業療法の実践力

    1年次は病院や施設の見学を、2年次は臨床体験を、3·4年次には病院や施設で作業療法士としての実践的な実習を行います。対象となる人の立場に立ち、広い視野から「思考する力」とさまざまな状況に「柔軟に対応できる力」を兼ね備えた人材の育成を目指し、「実践的な教育」に取り組みます。

  • 04

    「作業」への探究心

    作業療法では、人が豊かに生活するための支援を目的としています。また、生きがいを持って生きていくために必要な活動や想いを「意味のある作業」として追求します。作業療法は、日々進歩しています。専門科目での演習、卒業研究などを通し、在学中から「作業」への探究心を養います。

生活機能療法学専攻の概要

  • 卒業認定
    ・学位授与の方針
  • 教育課程編成
    ・実施の方針
  • 教育目標
  • 求める学生像

リハビリテーション学科 生活機能療法学専攻 卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)

  • 1

    作業療法士として他者の立場に寄り添った広い視野と洞察力を有する。

  • 2

    作業療法の役割を理解し保健・医療・福祉のチームの一員として、主体的に考えながら連携協働ができる

  • 3

    作業療法士の立場から対象者の生活機能とQOLの向上を図るため、科学的かつ論理的な思考と判断をすることができる。

  • 4

    地域に暮らす人々の文化や習慣を理解し、適切なコミュニケーションをとることができる。

  • 5

    作業療法学の進歩や保健・医療・福祉を取り巻く社会の変化に関心をもち、生涯学習の基盤となる課題を探究することができる。

リハビリテーション学科 生活機能療法学専攻 教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)

生活機能療法学専攻では、学内で習得した教養科目、保健科学基幹科目、専門基礎科目及び専門科目の知識並びに技術を応用展開し、作業療法士として対象者の生活再建を支援できる実践能力と態度を培うために、次のような方針で教育課程を系統的、段階的に編成する。

  • 1

    1年次には、リハビリテーションの理念や理論の理解に必要となる基本的知識を学ぶための教養科目と専門基礎科目を配置している。また、専門科目では作業療法の基本的概念を形成する作業活動について学び、専門職としての動機づけを深めるための科目を配置している。さらに、1週間の「見学実習」においては、対象者や専門職とのコミュニケーションを通して、職業イメージと自己の将来像を形成させる。

  • 2

    2年次には、作業療法の対象となる疾病や障害、人・環境・作業の関係性、社会福祉や保健行政のあり方など作業療法に関する実践的かつ専門的な知識と技術を学ぶための専門基礎科目と専門科目を多く配置している。2週間の「地域実習」では対象者に対する社会参加支援のあり方を学び、地域包括ケアシステムにおける作業療法士の役割を探究する基礎力を養成させる。

  • 3

    3年次には、臨床実践に必要な検査測定技術及び治療技術を習得させるための専門科目を多く配置している。後期には4週間の「評価実習」を配置し、対象者との関係を通して専門職としての役割と責任を習得させる。さらに、8週間の「総合臨床実習(秋期)」では学内で学んだ専門科目の応用を通して、臨床現場において降りかかるさまざまな問題に対し思考及び判断することができる作業療法士としての適性を身につけさせる。

  • 4

    4年次には、8週間の「総合臨床実習(春期)」を配置している。秋期とは異なる臨床専門領域での実習を通して、作業療法士としての臨床適応能力を向上させる。実習終了後、「卒業研究」を通して科学的に課題を探究しながら研究法の基礎を学び、生涯学習の基盤となる自己研鑽の意識を高めさせる。そして、国家試験に合格できる知識を定着させることによって、作業療法士としての臨床実践能力と態度を培う。

リハビリテーション学科 教育目標

  • 1

    対象者の立場に立ってQOLの向上をはかるための、科学的な思考力と判断力を培う

  • 2

    広い視野から課題を探求し、自立的に問題の解決をはかる力を養成する

  • 3

    保健・医療・福祉に関わる様々な専門職と連携協働し、自己の役割を主体的に責任をもって果たすことのできる人材を養成する

  • 4

    人間及び社会に対する深い洞察力をもち、社会の一員として幅広い視点から柔軟で総合的な判断のできる自立した人材を養成する

リハビリテーション学科 生活機能療法学専攻 教育目標

  • 1

    対象者の立場に寄り添った広い視野と洞察力をもつ作業療法士を養成する

  • 2

    対象者の生活機能及びQOLの観点から、科学的かつ論理的な思考と判断をもって意味のある作業活動を導出できる作業療法士を養成する

  • 3

    専門職チームの一員として、主体的に考えながら連携協働できる作業療法士を養成する

  • 4

    作業療法学の進歩を的確に捉えながら、専門職としてのリーダーシップを発揮し、地域社会に貢献できる作業療法士を養成する

リハビリテーション学科 求める学生像

  • 1

    対象者の心身の痛みや多様な価値観に共感できる心のゆとりと優しさをもつ人

  • 2

    理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を目指すしっかりとした動機と意欲がある人

  • 3

    他者との良好なコミュニケーションをとることで信頼関係を築くことができる人

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