大学情報 自治体・企業等との連携協定 data

熊本保健科学大学は、地域に根差し、地域に開かれた大学を目指して、地域との連携を進めております。その一環として、地方自治体等との連携協定を締結し、保健医療分野という熊本保健科学大学の特色を生かした取り組みを行っております。

「食を通じ 健康考える」(株式会社明治)

本学と大手食品メーカー株式会社明治との包括連携協定が令和4年12月23日(金)に結ばれました。今後、健康・スポーツ・食に関しお互いの研究成果を生かし、スポーツ合宿での最適な食事の開発やよりよい健康寿命の実現などを目指します。
東京の明治本社で行われた調印式では、松田克也・明治社長が「熊本県内を中心に生活者に新しい価値を届けていきたい」、木下統晴理事長が「明治の技術や知見をもとに、知識を持った人材を多く育てていきたい」とあいさつし、協定書に調印しました。これに先立ち、健康・スポーツ教育研究センターの松原誠仁副センター長と明治マーケティングソリューション部の大前恵専任課長(管理栄養士)が今夏、合同で行ったスポーツ合宿(水上村)での栄養セミナーの成果などを報告しました。

 

「女子バスケ部の強化へ」(鶴屋百貨店)

本学と鶴屋百貨店は令和5年1月23日(月)、女子バスケットボール部の競技力向上や従業員の健康増進などを柱とした包括連携協定を締結しました。
心身両面にわたる科学的データをチーム強化と選手の障害防止に生かし、同時に従業員の健康増進にもつなげていくことになります。また、さまざまな実践を通じ、本学学生が経験を積む機会を設けていきます。
本学1号館会議室で行われた調印式では、木下統晴理事長が「本学のヘルスサイエンスが全国の頂点を目指す女子バスケットボール部の競技力向上とスポーツ障害防止に貢献できればうれしい」、同百貨店の久我彰登会長が「健康とスポーツの幅広い取り組みを私たちに広げていただけることは願ってもないこと。また、健康への取り組みは、接客サービスの向上にもつながります」とあいさつ。竹屋元裕学長らが見守る中、協定書に調印しました。
本学が、単独のスポーツチームに関する包括連携協定を結ぶのは初めてです。

 

「競技力向上と障害予防」(オムロンハンドボール部)

ハンドボール女子日本リーグの強豪オムロンと本学が令和5年2月2日(木)、選手の競技力向上やけが予防、教育・研究等に関する包括連携協定を締結しました。本学がスポーツ選手の競技力向上や障害予防をメインとした包括連携協定を結ぶのは、1月の鶴屋百貨店(女子バスケットボール部)に続き2件目です。
調印式は、チームが本拠地とする山鹿市のオムロン鹿陽センタでありました。ハンドボール部の勝田祥子GMが「連携の提案に感謝します。今後も連携を強固なものとするためにご協力をお願いします」、竹屋元裕学長が「協定を通じお互いにWin Winの関係を構築していきたい」とあいさつし、木下統晴理事長、牧圭一郎オムロンリレーアンドデバイス社長、水野裕紀監督ら関係者が見守る中、それぞれ協定書に署名しました。

 

「地域の健康 手携え守る」(阿蘇市・阿蘇中央高校)

本学と阿蘇市、阿蘇中央高校が、健康寿命の延伸に向けた包括連携協定を令和5年2月16日(木)に締結しました。今後、同市内の高齢者を対象に定期的な体力測定などで得られたデータを分析し、最適な取り組みを模索していきます。各種計測やデータ分析には本学学生だけでなく高校生も参加。阿蘇地域の健康増進に貢献する人材育成もめざします。
本学が自治体、高校と同時に包括連携協定を結ぶのは初めてです。高校側から本学に連携の申し出があり、阿蘇市、阿蘇中央高校、本学との間で昨年7月から協議を続けてきました。
締結式は、阿蘇市の一の宮保健センターであり、本学からは木下統晴理事長、竹屋元裕学長、楢原真二副学長ら8人が出席しました。佐藤義興市長、木下理事長、酒井一匡校長が「3者が連携しての健康寿命延伸へのチャレンジは有意義な取り組み。学生や生徒の学びの場、人材育成の場としても期待します」などとあいさつし、協定書に調印しました。

 

「高大連携し 人材育てる」(県高等学校体育学科・コース連絡協議会)

熊本県内の体育コースを持つ県立、私立高校8校でつくる県高等学校体育学科・コース連絡協議会(会長:粟谷雅之・熊本西高校長)と本学の間で令和5年3月16日(木)、包括連携協定が結ばれました。同協議会が大学と連携協定を結ぶのは初めてです。
締結式は本学3108M講義室であり、加盟校関係者や県教委関係者など計30人が出席しました。竹屋元裕学長が「本学健康・スポーツ教育研究センターのいろいろな活動に(生徒が)参加することで授業に生かしてほしい」、粟谷会長が「高校教育の限界を超えた高大連携により、生徒の育成ができると期待しています」などとあいさつし、協定書に署名しました。

 

「スポーツ通し 健康増進」(天草市)

子どもたちの競技力向上や健康増進、市民の健康づくりなどを目指す包括連携協定が令和5年5月11日(木)に天草市役所で、本学と天草市の間で結ばれました。本学が持つスポーツ医科学における分析体制や保健医療の分野で同市のスポーツ、健康・保健施策を後押ししていきます。
同市は令和4年4月、市スポーツコミッションを立ち上げ、競技力の向上、健康増進に向けた環境づくりを進める一方で、スポーツを通じた交流人口の増加による地域活性化を目指しています。令和5年7月には同コミッションの拠点施設となる市陸上競技場の供用も開始されます。
同市役所であった締結式には、本学から木下統晴理事長、竹屋元裕学長ら7人が出席。馬場昭治市長と木下理事長が協定書に署名しました。

 

「共生社会の実現目指す」(スペシャルオリンピックス日本・熊本)

スポーツを通じて知的障がい者の社会参加と自立を目指すスペシャルオリンピックス日本・熊本(SON・熊本)と本学が令和5年5月16日(火)、多様な人々が活き活きと暮らせる共生社会の実現に向けて包括連携協定を結びました。本学が障がい者スポーツの団体と連携協定を結ぶのは初めてです。
締結式は本学1204・1205会議室であり、関係者計15人が出席。竹屋元裕学長と潮谷義子SON・熊本理事長が協定書に署名しました。
これに先立ち、竹屋元裕学長が「将来、医療人を目指す学生たちに、『共生社会』がどういうものか、非常に近くで学ぶ大変ありがたい機会をいただいた。この協定がお互いの組織にとり実り多いものになることを期待します」とあいさつ。SON・熊本の潮谷理事長は「SOは、創立の時から『誰一人取り残さない』活動を続けていくことが大きな目標になっております。障がい者に対しての特別な取り組みの中で、存在感を発揮できるような体制を作っていただけるのではないかという喜びの中で包括協定を結ばせていただきたいと思っております」などと述べました。

 

「脳卒中看護 充実に向け」(福岡脳神経外科病院)

脳卒中看護分野の認定看護師教育の充実に向けた包括連携協定を、本学と医療法人光川会福岡脳神経外科病院(福岡市南区)が締結しました。同病院を〝福岡キャンパス〟と位置づけ、同病院所属の認定看護師がクロスアポイント制度を利用して教員となり、現地で認定看護師教育課程脳卒中看護分野のカリキュラムの主要部分となる対面授業や臨地実習を担うことになります。
締結式は令和5年5月27日(土)、本学会議室であり、関係者計11人が出席。
川口辰哉キャリア教育研修センター長が「福岡キャンパス構想」と名付けた協定の内容を説明し、同病院の風川清理事長と竹屋元裕学長が協定書に署名しました。引き続き、風川理事長が「スタッフ一丸となり、(研修生が)元の医療機関で中核として活躍できるよう力を尽くしていきます」、竹屋学長が「この協定が実り多いものとなるよう、本学でも努力していきます」と、それぞれあいさつしました。

 

「健康をテーマにしたまちづくりに関する包括協定」(合志市)

平成24年2月27日、合志市と包括協定を締結しました。地域社会の発展と人材育成に寄与する目的で本協定は締結され、熊本保健科学大学は健康増進などの保健医療の分野で連携していきます。

「大規模災害発生時に設置する「福祉避難所」に関する協定」(熊本市)

平成25年5月17日、熊本市と大規模災害発生時に設置する「福祉避難所」に関する協定を締結しました。「福祉避難所は、災害救助法に基づいて一時的に高齢者や障害者、妊産婦を受け入れる施設で、大規模災害が発生した際には、熊本保健科学大学が福祉避難所となります。

「災害時における包括的連携に関する基本協定」(阿蘇市)

平成25年7月1日、阿蘇市と「災害時における包括的連携に関する基本協定」を締結しました。この協定は平成24年7月に発生した水害のような災害が発生した時に、保健医療関係の教育機関である熊本保健科学大学が阿蘇市と連携し、援助を必要とする被災者の支援や人的応援などを実施し、災害の痛みを少しでも減弱することを目的としています。

「地域協定」(熊本市北部商工会)

平成20年6月26日、熊本市北部商工会と地域協定を締結しました。この協定では、地域の振興、地域の福祉活動、地域の健康増進事業、地域団体との連携拡大、企業ニーズとのマッチング支援、ボランティア活動への取り組みなどの7項目の事業に関して熊本市北部商工会と熊本保健科学大学が連携することを謳っております。