「生きる」をひらくかけがえのない一人に。この言葉にはいろいろな思いが込められていますが、その思いの一つとして熊本保健科学大学が育成する学生像も表現されています。変化の激しい未来をたくましく、自分の個性を生かしながら切りひらいて行く。AIを始めとする日進月歩の技術革新に対し常に「知識と技術」をバージョンアップさせながら、同時にあくまでも人間の幸福を支援する医療人として「思慮と仁愛」の心を持った人。そのような学生を育むべく学部教育も常にバージョンアップをしようと、改革に取り組んでいます。
保健科学部では、知識・技術・思慮・仁愛を兼ね備え、チーム医療の一員として他職種の人たちと協働して、患者・対象者の健康を支え、地域に貢献する医療人を育てていきます。高い国家試験合格率と100%の就職率を支えるのは周到に組み立てられたカリキュラムと強力な支援体制です。
入学後、初年次には教養科目と保健科学基幹科目からなる学部共通科目、そして学科・専攻ごとの専門基礎科目を中心に学び、専門性を活かすための基礎力を修得します。2年次には専門科目が中心となり、3年次には長期間の学外実習を通してそれまでの学びを統合します。4年次には卒業研究や学科混成の演習などにより、総合的な力を養います。それぞれの段階で苦労はありますが、壁を乗り越えるごとに成長し、次の壁を乗り越える力が身に付きます。
保健科学部は未来を切りひらこうとするかけがえのないあなたを待っています。