リハビリテーション学科 理学療法学専攻
理学療法学専攻にスポーツリハビリテーションコース(20名)を設置し、「健康」「スポーツ」をキーワードに地域貢献できる人材、データ分析などの研究力を持った人材の育成を目指しています。ダブル・ラーニング制度によって、理学療法士の国家資格に加え、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)、JATI認定トレーニング指導者(選択制)の資格取得も可能です。
01
スポーツドクターやコーチと緊密な協力のもと、スポーツ活動中の競技者・選手の健康管理、障害予防、スポーツ外傷・障害の応急処置、コンディショニング、体力トレーニング等を行い、パフォーマンスの回復や向上を支援する資格です。その指導対象は、日本代表やプロスポーツ選手のみならず、地域スポーツクラブ、学生の運動部活動など、スポーツ活動を行うすべての人々です。
02
スポーツ現場での「外傷・障害の予防」「競技力向上」のために働くスタッフの一員であり、科学的根拠に基づいた適切なトレーニングメニューの作成・指導を行えるプロフェッショナルな知識やスキルを持ったトレーナーです。現在ではスポーツ現場に限らず、子どもから高齢者までの健康づくりなどにも職域が広がってきています。
03
1年次前期終了後にスポーツリハビリテーションコースの選抜を行います。スポーツリハビリテーションコース選択者は、通常の理学療法士養成のカリキュラムに加え、スポーツ分野で活躍できる知識と技術習得に特化した講義や演習授業を受講することができます。さらに、JSPO-ATの資格取得を目指す学生には、実際のスポーツ現場(トップチームや運動部活動など)において、アスレティックトレーナーの仕事を体験・見学する「現場実習」も実施しています。
本学講師陣には、JSPO-AT有資格者、JATI認定トレーニング指導者、データサイエンティストが所属しており、多角的な実践的指導を行うことで、さまざまなスポーツ分野で活躍できる人材育成に取り組んでいます。
なお、JSPO-ATは日本スポーツ協会認定の資格、JATI認定トレーニング指導者は日本トレーニング指導者協会認定の資格であり、スポーツリハビリテーションコース選択者だけが受験資格を得ることが出来ます。指定されたカリキュラムを全て単位取得し、認定試験に合格すれば、理学療法士免許取得とともに「JSPO-AT」「JATI認定トレーニング指導者」の称号を取得できます。
コース選択の流れ
04
スポーツと医療の橋渡し役として、「ケガを防ぐ・治す・再発防止」を支える重要な役
割を担い、各種スポーツチームやアスリートとの契約、スポーツ施設や福祉施設、医
療施設など活躍の場は多岐にわたります。
一般の健康体力増進からトップアスリートの競技力向上まで、あらゆる対象や目的 に対応できるトレーニング指導資格であるため、フィットネスと競技スポーツの両分 野で幅広く活躍することができます。
05
理学療法士の免許を要し、かつJSPO-ATおよびJATI認定トレーニング指導者の資格を取得するため、通常の病院での理学療法士業務はもちろんのこと、スポーツ現場でのトレーナー業務やスポーツを別の立場から支える研究機関や企業(スポーツ商品開発、データ解析など)への就職の幅が広がり、多様なフィールドで活躍することができます。
スポーツリハビリテーションコース | |
---|---|
メール | sports_pt★kumamoto-hsu.ac.jp ※メールを送信される際は★を@に変えてください |