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熊本保健科学大学における学生の生成AIの利用について

2023.09.26

昨今、ChatGPTなどの生成AI(インターネット上の膨大なデータから文章や画像等を生成するAI)が急速に普及しています。生成AIの利用は、利便性や生産性の向上をもたらす可能性を秘めている一方、他者の権利を侵害するリスクや生成された情報の信頼性の問題が指摘されており、国内外でさまざまな議論が行われています。
熊本保健科学大学で学ぶみなさんは、生成AIの利用について以下の点に留意してください。

1 試験・レポート等での取扱いについて

試験やレポート等において、生成AIが作成した文章を自らの成果物として使用し提出することは不正行為に該当しますので控えてください。生成AIが作成した情報には他人の著作物の内容がそのまま含まれていることもあるため、意図せずに盗用や剽窃を行ってしまう可能性もあります。

2 授業での利用について

授業における生成AIの利用については、この文書に示す留意点をよく理解したうえで当面は各教員の指示に従って行ってください。

3 情報流出・情報漏洩のリスクについて

個人情報や未発表の研究成果などは、厳重な管理が必要です。こうした情報を生成AIに対する質問や指示として入力すれば、それが他の誰かの質問の回答に使用されるなど、情報の流出や漏洩に繋がる可能性があります。第三者に公開できない情報は絶対に入力しないでください。

4 誤情報の可能性について

生成AIにより作成された情報には誤った内容が含まれていることもあります。そのため、生成AIが作成した情報を鵜呑みにせず、信頼できる情報で裏付けるよう、自ら確認することが必要です。
なお、この内容は、今後本学から出される生成AIの利用に関する指針等の文書や国内外の状況等を踏まえ適宜変更・更新する場合があります。