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鶴屋百貨店バスケットボール部 Laboratory Test

2025.04.25

 

2025年4月18日(金)、包括連携協定を締結している株式会社 鶴屋百貨店バスケットボール部のLaboratory Test(Q-angle 、全身弛緩性など全9項目)を本学アリーナにて実施しました。鶴屋バスケットボール部は健康・スポーツ教育研究センター 枝尾講師が、21年間トレーナーとして携わり、その後、昨年度から後任者に引き継がれた新体制のチームとなっています。

 

健康・スポーツ教育研究センター教員の指導の下、理学療法学専攻スポーツリハビリテーションコースの学生(17名)と、大学院リハビリテーション領域の大学院生(3名)が中心となり、鶴屋バスケットボール部10名に対して、シーズン開幕に先駆けて測定が実施されました。

 

          

 

スポーツリハビリテーションコース新2年生の中には、実際に選手を対象とした測定が初めての学生もおり、前日から入念な練習を行い、Labo Test本番に臨みました。説明や測定に教員がサポートに入る中で、学生は測定中の言葉のかけ方や選手との関わり方を体験するなど、Labo Testで多くの学びがありました。

 

本取り組みでは、Labo Testを介して熊本保健科学大学が選手個々の状態を“可視化”し、その結果を基に鶴屋バスケットボール部が実践的なトレーニングに繋げるという、科学的根拠に基づいたサポート体制を築いています。昨年度のLabo Testでは、測定結果から各選手に合わせた障害予防のメニューが立てられ、1人も怪我人を出すことなくシーズンを終えることができました。

 

チームと共通認識を持ち測定に取り組むことで、障害予防だけでなく選手のパフォーマンスをより発揮させることも可能となります。今回のLabo Testの結果も同様に、障害予防やパフォーマンスの向上に活用します、というお言葉も頂くことができ、更にこのような活動に邁進していく所存です。

 

 

これからも現場との共通認識を深めていき、選手に存分にプレーしていただけるよう、万全の体制で協力できる準備を整えて参ります。

LaboTestにご協力くださった株式会社 鶴屋百貨店バスケットボール部の皆様、本当にありがとうございました。

 

鶴屋バスケットボール部|鶴屋百貨店 (tsuruya-dept.co.jp)

 

 

健康・スポーツ教育研究センターは、多くの皆様と共にスポーツの持つ可能性に挑戦出来ることに感謝し、今後も積極的に新たな挑戦をしていきます。