パリ2024パラリンピック競技大会へ、リハビリテーション学科 理学療法学専攻 兼 健康・スポーツ教育研究センター教員である久保下 亮 准教授が日本代表車いすテニス競技のトレーナーとして帯同しました。
選手たちは8月19日~8月25日に日本代表の直前合宿を行い、8月27日~9月7日までのパリ2024パラリンピック競技大会へ臨みました。
帯同した久保下准教授はウォーミングアップから練習終了後のケア、コンディショニング調整やモチベーション維持などパラリンピックならではのプレッシャーや雰囲気の中、トレーナー業務を全うしました。「選手・スタッフとの情報共有を行い選手たちに最大限のパフォーマンスを発揮してもらうために、トレーナーの役割を理解しサポートする事の大切さを改めて感じた大会となった」と語りました。
今大会を通して久保下准教授は選手の『アスリート化』の重要性を感じたと話しました。
女子ダブルス・シングルスで金メダルを獲得した上地結衣選手は大会前に「私はパリパラリンピックに参加しません。私は戦います。」とコメントし、パラリンピック選手が「参加者」として表現されることに対し、私たちは「競技者」であり、勝負にこだわって出場することを宣言しました。選手たちのプロ意識やアスリート化が加速化することで、「アスリートサポート」を理解し、支える人材が必要となります。我々はアスリートサポートの知識と理解を深め、学生たちと共に、熊保大にしかできない挑戦をし、人材育成に取り組んでいきます。
健康・スポーツ教育研究センターは、多くの皆様と共にスポーツの持つ可能性に挑戦出来ることに感謝し、今後も積極的に新たな挑戦をしていきます。