熊本保健科学大学


研究

アメリカ神経科学会で発表

  • 2018年12月17日
  • 研究のお知らせ

本学大学院保健科学研究科リハビリテーション領域の土井 篤 教授と吉村 惠 元本学大学院教授が、佐賀大学医学部整形外科学教室の園畑素樹 准教授、鹿児島大学医学部の八坂敏一 准教授、富山大学薬学部の歌大介 助教と共に脊髄後角における下降性抑制系として青斑核から放出されるノルアドレナリン(NA)の作用に関する研究をまとめました。この成果を平成3093日から7日にアメリカのサンディエゴで開催されたアメリカ神経科学会で発表しました。

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ラットに痛覚刺激を与えた場合、NAは約70-75%の脊髄後角の神経細胞に抑制作用を及ぼすのに対して、触覚刺激を与えた場合、NAは約40%の脊髄後角の神経細胞に抑制作用を及ぼすのに留まり、逆に約40%の神経細胞に対しては痛み刺激に対する促通作用を起こしていました。今回、その促通と抑制の調整メカニズムを明確にすることは出来ませんでしたが、興奮性及び抑制性細胞の種類やNAが結合する受容体のサブタイプの違いによるのではないかと考えております。(土井)

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