OT.Journey Workiing worldwide from JAMAICA 世界で活躍する卒業生<作業療法士> 熊本保健科学大学

2017. 12.15

カリブ作業療法学会~前編・OT Blast!~

 こんにちは!今回は予告していた通り、「第13回カリブ作業療法学会」のレポートを!と、その前に、学会前日に開催されたボランティアイベント、その名も「OT Blast!」についてお伝えしようと思います♩学会については後編にて書きます(^^)

 カリブ作業療法学会は、カリブ作業療法士協会(ACOT)によって2年に1度開催されています。カリブ作業療法士協会にはジャマイカの他、トリニダード・トバゴ、バルバドス、ケイマン諸島、ハイチが所属しています。13回目の今回はジャマイカが学会の開催国でした!
(下の地図を拡大するとそれぞれの国の位置を確認できます。)


 そして学会に合わせて開催された「OT Blast!」
 これは、作業療法士のいないジャマイカの地方に行き、障害を持つ子どもや発達が気になる子どもを対象に無料でスクリーニングを実施し、障害者協議会へ情報提供を行うとともに必要なサービスが提供されるように連携を行うという活動です。(※スクリーニング検査:疾病等の疑いのある対象者を発見するための検査)

 このイベントには、カリブ地域だけでなくアメリカやイギリス、カナダの小児領域で働く約20人の作業療法士が参加しました!


 当日はお揃いのポロシャツを着て早朝に首都を出発!

山道をひたすら走り、バスで2時間半、首都の北側のブラウンズタウンという地域に到着♩
すでに子どもたちと保護者が待っていました。セッティングをして、順番にスクリーニングを開始!スクリーニングは4~5名のチームに分かれて行いました。


(↑スクリーニングの様子)

 日本とは違い、子どもの定期検診や発達相談センターなどのシステムが十分でないことも多く、保護者が子どもの異変に気づきにくいことや、悩んでいても相談できる場所がない等の問題があります。そのため、相談する保護者はとても真剣で、ひとりひとりじっくりと話していたのが印象的でした。


 また、車いすなども寄付されたものを長期間にわたって使用していることが多く、壊れていたり、体に合っていないものを使っていたので、タオルやマットを使って簡易的な修正をしたりもしました。


 そんなこんなで時間に限りもあったのですが、総勢約60名のスクリーニングを行うことができました!今回は狭い地域での声かけにも関わらず、これだけの希望者がいたということは、ジャマイカ全土で見るとまだまだ多くのニーズが存在しているということを感じます。
 この現状を見ると、少しでもこの国で働く作業療法士が増えて欲しいと思いました。

 今回、様々な国の作業療法士と一緒に活動でき、とてもいい刺激になりました!
 久しぶりに作業療法士の人たちと一緒に相談をしながら活動することができ、学ぶことも多くありました。
 実は、英語に不安があり、初めて会う人たちと一緒に活動できるか、行って役に立てるかと参加を躊躇していました。協力隊のイメージとは裏腹に私自身はあまり自分に自信がなく、時々消極的になってしまう一面があります。しかし、その不安を企画者に相談したところ「何かできることはあるから、気にせずおいでよ」と快く誘ってくれたので、参加しようと決心がつきました。
 実際に参加してみると、ネイティブスピーカーではない私にも壁を作ることなく接してくれました。さらに、拙い英語での意見も一生懸命聞いてくれ、あの心配はなんだったのかと思うほど常にわくわくと充実感でいっぱいでした。

 一歩踏み出すことは決して簡単なことではありませんが、勇気を出して踏み出した先にはいいことが待っていると学ぶことのできたよい経験になりました!

 最後はバッチリ決め顔の集合写真で♩


 次回は学会当日のことについて書きます(^^)
 お楽しみに♩

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