熊本保健科学大学

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大学のお知らせ

【在学生保護者の皆様へ】本学における新型コロナウイルス感染防止対策と新しい教育体制について(ご報告)

熊本保健科学大学 保護者の皆さまへ

本学における新型コロナウイルス感染防止対策と新しい教育体制について(ご報告)

 秋涼の候、保護者の皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、今年に入り新型コロナウイルス感染症の影響を受けた制約のある生活が続いております。本学の諸活動に関しましても、新しい生活スタイルが求められている中、コロナ下においても可能な教育の質保証を実現するため、様々な策を講じてまいりました。本学の取組みについては、これまでWEBポータルシステムやホームページ等で随時お知らせしてきましたが、保護者の皆さまにも本学の取組みを十分にご理解頂くことが重要と考え、この度これまでの本学の対応について保護者の皆さまにお知らせすることにいたしました。

○コロナ下における本学教育の考え方
 今年の2月下旬に、文部科学大臣が全国の小・中・高等学校に対して臨時休業の要請を行って以来、文部科学省からは大学を含む高等教育機関に対しても感染症の拡大を防止する観点からの通知が繰り返し出されてきました。
 本学では、これらの通知内容を精査し、学生に対して次の点が保証されるような手段や方法を検討し、実行しております。
1)「単位の認定」に影響が出ないこと
2)「学士号の取得」に影響が出ないこと
3)「国家試験の受験資格」に影響が出ないこと
 以下に、具体的に取り組んだ主な内容をご説明いたします。

○4月27日から遠隔授業の開始
 文部科学省からの「学生の学修機会を確保するとともに、新型コロナウイルスへの感染リスクを低減する観点から、面接授業に代えて遠隔授業を行うことが考えられる」という通知を受け、本学では県内の他大学よりも早く4月27日から遠隔授業を開始しました。
 また、「遠隔授業の実施に当たっては、学生の通信環境に十分配慮することが重要」との通知を受け、学生への通信環境調査を行うとともに、遠隔授業受講のための修学支援として、学部学生全員に対して一律30,000円を支給しました。

○6月1日から一部対面式の授業開始
 緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月1日から「実技を伴う科目」や「機器の取り扱いに関する科目」などに限定して対面式の授業を開始しました。その際、昼食時の感染リスクを抑制するため、分散登校により学生は基本的に午前または午後のみの登校としました。

○遠隔授業による単位の認定
 遠隔による授業の実施におきましても、前述しました「単位の認定」「学士号の取得」「国家試験の受験資格」に影響が出ないように、文部科学省から通知された「遠隔授業の活用に係るQ&A」に明記されている条件をクリアするよう運用してきました。このため、学生が前期セメスターに取得した単位のすべてが有効に認定されていると考えていただいて結構です。

○後期セメスターに向けての対応
 一時期は新型コロナウイルス感染症の影響が収束し、熊本県・市ともにリスクレベル1(注意)の状態が続いていましたが、対面式の定期試験や学外実習の再開を予定していた8月上旬に再び拡大傾向に転じ、リスクレベル4(特別警報)まで引き上げられました。
 このような状況の下、後期セメスターの授業の質を上げるために、本学では以下の二つの対応を進めました。
1)対面による授業を増やすための対応(本学独自の学内PCR検査の実施)
 学生からの「対面による授業を増やして欲しい」という要望を受け、また、学外実習施設が本学の学生を受け入れていただきやすいようにするため、後期セメスターの授業を始めるにあたり全学生を対象とした学内でのPCR検査を無料で実施しました。PCR検査で陰性の確認を行ったうえで対面授業を再開することにより、学生の安全を確保しながら前期セメスターに比べて対面による授業を増やすことができています。また、9月に完成した新レストランについても感染防止対策を徹底のうえ、学生に利用していただけるようになりました。
 学内でのPCR検査については、教職員を含めて一通りの検査が完了しておりますが、今後学外実習に参加する直前にも随時同様の検査を実施していきます。
2)遠隔授業の質を上げるための対応(授業支援システムmanabaの導入)
 新しい生活スタイルが求められる中で、今後も遠隔授業を継続する必要性は高いと考えております。そこで、後期セメスターの開始に合わせて、本学では新たな授業支援システムであるmanabaを導入いたしました。これにより、前期セメスターに比べて遠隔授業の質の大幅な向上が実現できます。

 一部の保護者の方から、学費の減額についてのお問い合わせが寄せられておりますが、大学の学費は、学部生については学士号を4年間、大学院生は修士号を2年間で取得するための教育を提供することに対して、総額で設定されているものと言う原則に従い、必要とされる総額を等分して納めていただいております。この基本原則に基づき、本学では、コロナ禍の状況にあっても、文部科学省の求める教育の質を担保しながら、「単位の認定」「学士号の取得」「国家試験の受験資格」に影響が出ないように対応しており、そのための新たな教育体制の構築には資金をつぎ込んでおりますので、学費の減額の予定はございません。是非、この点につきまして、保護者の皆さま方のご理解をよろしくお願い申し上げます。
 なお、コロナ下における本学の対応状況につきましては、逐次、学内外に情報発信をいたしております。参考資料として、日本私立大学協会の機関紙であります「教育学術新聞」の「コロナ下での意志決定 トップはいかに決断したか⑫」に掲載されました学長の取材記事、および本学が毎月発行しております「熊本保健科学大学ニュースレター」の「学長のコラム」を抜粋して転載いたしました。
 末筆となりますが、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康をお祈り申し上げます。


令和2年11月2日

熊本保健科学大学
学長 竹屋 元裕


 ○教育学術新聞 令和2年10月14日号抜粋
 ○熊本保健科学大学ニュースレター

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